背筋を痛めた。 「なんか、肩甲骨の曲がってるところ。そう、そこ、そのあたり」 ともよちゃんが僕の背筋をためらいがちになぞる。 「そこがね、その、”クキャ”って」 「まあ」 ともよちゃんがおびえた声を出した。 「一体何をなさって…」 「いや、バーベル…
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