「村田君、そっちの部屋に入っちゃダメ!」 雪城さんの声に僕は吃驚した。最近は雪城さんの声におびえることが多くなってしまって、自分でも情けない。カーテンというか、暗幕で仕切られた壁の向こうにはドアがあった。以前は理科準備室として使われていたよ…
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