君が望む永遠、第9話視聴。
 なんですか今日の茜たんは。なんでそんなにやさしげなんですか?相手は君を見捨てて君の心を踏みにじりやがったあの鬼畜ですよ?いっくらきみが優しい言葉をかけてやっても無反応であげくのはてにあこがれの先輩とくっついてちちくりあってたあの人非人ですよ?いくら姉さんのためだからって。
 正直高校時代の華やかさを失った水月都落ちというか、見るに耐えません。ああ、本当に生きてくって苦痛だなあ、というかもう話がどうこうよりおまえらの普段の方がよっぽど鬱だよ!ってな感じで。営業かったるい。客商売かったるい。ああ、ああ。うざい。きもいんじゃ、ボケ!ファミレスの人事の奴とか異常なまでのヘラヘラ感。妙に生々しいぞ。いや、ファミレスで働いたことなんてないけど。
 この辺でへんにしっかり作ろうとしたのか、もしかすると制作側も泥沼にはまってるんじゃないんだろうか。へんに現実性を持たせようとしたのかなあ。でもまーなんというか、水月も仕事に対する意欲なさ過ぎ。同世代の友達いなさすぎ。なんで君らの世間はそんなに狭いんだ。ゲームだといろいろイベントがあるのでこういう感じにならなかったんだけれど。
 なんで昔は無邪気に「おにいちゃ〜ん」とかあのボイスで言ってきた茜たんにひたすら反論もできず罪悪感にさいなまれながら罵られ冷たく突き放される話を軸に据えなかったんだ。というより、たぶん原作やってないとなにがなんだかわからんぞ、今日のとか。
 このまま駄作判定を下す前に、今一度茜たんに罵ってほしい。つうか、へんなとこでためすぎて、かんじんなところがだめというか。水月を神のごとく崇拝し、主人公をおちょくりまくる中学生の茜たんをもっと見たかった。俺はてっきり君のぞのポイントは茜の豹変っぷり、情念のかたまり的なところが肝だと思ったのだが。俺はいったい何回茜たんのバッドエンド踏んで泣き叫んだか!ええおい!なんだかアニメだけみてるとたんに情緒不安定な変な人じゃないか。もしかしてゲームやった人以外はおいてけぼりにする気か。なんだかもどかしいなあ。