名雪にもっとやさしくしてあげて



水瀬名雪が尻の穴を見せてくれるというので、雪の中わざわざ車を出して東北自動車道を北へ飛ばした。首都圏から3時間強、ヘトヘトになって水瀬家に到着

しかし名雪は留守だった

「あらあら祐一さん、どうしたんですかこんな夜中に」
もう深夜だというのに秋子さんがにこやかに玄関まで出てきてくれた
正直に名雪が尻の穴を見せてくれるというのでやってきたのですと伝える
「あの、名雪は病院に入院してしまって…」
秋子さんの表情がとたんに暗くなる
名雪の尻の穴のことで頭がいっぱいだった漏れは気がつかなかったが、よくみると秋子さんは憔悴した様子だった
「病院って…精神の?」
「ええ…」
そうか、名雪の精神病がぶりかえしたのか
なんでも漏れに電話をしたあと風呂場でかみそりを使って手首を切ったらしい
「棒剃刀を置いてたのは失敗でしたね…」
「本当に困りました…名雪には」

こんな秋子さんは見ていたくない。漏れは努めて明るく秋子さんに話しかけた
「ソレはそうとして!名雪が尻の穴を見せてくれないのなら秋子さんが尻の穴を見せてくださいよ!」
「了承」
二つ返事で尻の穴を見せてくれる秋子さん
秋子さんって最高だにゃー