名雪にもっとやさしくしてあげて

名雪が退院することになった(;´Д`)
恐怖におののきながら保養院へ迎えに行く
「ゆういち〜〜〜あいたかったよ〜」
このボケボケな感じが果たして地なのかクスリのせいなのかどうも釈然としない
雪を踏みしめつつボチボチ近況をしゃべりながら駅へ
うみゅーうみゅーと眠そうな名雪
雪のなか電車に乗ると、窓の外を眺めていた名雪
「あっ!」
と叫んだ
「どうした、名雪
漏れがつとめてやさしく問いかけると
「今お化けが通ったよ!」
やっぱりクスリのせいだ(;´Д`)

じっとしているのかと思うといきなり「ダイモツダイモツ闘将ダイモツ〜」と闘将ダイモツの歌(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E7%89%A9%E9%A7%85)を歌いだしたりする
漏れは精神の先生の説明を思い出した
名雪統合失調症ナルコレプシーという眠り病を併発しているらしい
眠り病のため塩酸メチルフェニデートというクスリを呑んでいるのだがこれがかなり強烈な代物でいきなり眠り込んだりしなくなる代わりにちょっと元気になりすぎたりするそうだ

でもいくら元気になりすぎるっていっても
月宮あゆをいきなり包丁で刺すことはないだろ(;´Д`)
とにかくしばらく名雪の言うことをきくしかなさそうだ

水瀬家に帰ると秋子さんが出迎えてくれたよ
「お…お、お帰り、名雪
腫れ物に触るような態度の秋子さんが痛々しい
秋子さんを視界に捉えた瞬間きびしい表情になる名雪
「お母さん、子供の頃お母さんが私に何をしたのか覚えてる?」
帰るなりその話か(´Д`)
「ごめんね、ごめんね名雪…」
ほろほろと涙をこぼす秋子さん
名雪があゆを刺したときからずっとこんな感じだ
そういえばずいぶんと痩せてしまったような気がするよ(;´Д`)
秋子さんの心づくしの手料理に目をくれもせず漏れのほうを見る名雪
「ゆういち〜。あれやってあげるから横になってよ〜」
「(;´Д`)ちょっと待て名雪、秋子さんもみてるじゃないか」
秋子さんの方に目をやると秋子さんがすがるような目で漏れを見る
「ねえゆういち〜」
「お…おう(*´Д`)」
ダイニングの冷たい床に横になると、名雪は漏れの腹に馬乗りになってじっと漏れを見つめて口をもごもごとさせる
名雪の視線は漏れの目を捉えて放さない
その澄んだ瞳は恐ろしいよ(;´Д`)
そして口を開くと漏れの顔めがけて唾液を垂らした
必死で口で受け止める漏れ
ネトネトとした名雪の唾液は空気に触れたためかすこし生臭い
元はと言えば以前漏れが恥ずかしがる名雪が面白くて強要したのが悪かったのだが(;´Д`)
しかし痛々しい表情の秋子さん
たのむからそんな悲しげな表情でこっち見ないで(*´Д`)

ふと目を横にやると、すこし床に血の染みが残っていた
あゆの血の染みだ(;´Д`)
「うふふ、あはははは、あははははは!祐一、ねえ嬉しい?嬉しいよね、私の唾液。私も祐一に私の唾液飲んでもらえてとっても嬉しいよ!あはははは」
「ああ…嬉しいよ名雪(´Д`)」
クスリが切れた名雪が突然眠りだすまでこの責め苦は続いた


なんで病院もこんなの退院させたんだ(;´Д`)